ミスをなくし数学の偏差値を55にするには繰り返し解くこと

ミスをなくせば偏差値55くらいまではいくのでした(参照:前ページ)。
では、どのようにすればミスがなくなるのでしょうか。

その秘訣は2つあります。
1つ目は「繰り返し」で、何度もしつこく解くのです。
2つ目は繰り返しの時間を確保するために、「応用問題を切り捨てる」のです。
どういうことでしょうか。

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人はどんどん忘れていく上に、試験範囲が広範囲に及ぶ

・中学2年生で動名詞を勉強したのに、中学3年生になれば、すっかり忘れてしまっていた。
・中学1年生で文字と式の勉強を学んだのに、中学3年生になればすっかり忘れてしまっていた

このようなことがあれば「オレの記憶力大丈夫かな……」と心配になる人もいるかもしれませんが、実は、これらのことは、あなただけに起きているのではありません。

「ふつうに」「誰の身にも」おきることです。
「忘却曲線」というものがありますから。
※忘却曲線の話を端的にいえば「人はどんどん忘れていく生き物」ということです。

また、受験の試験範囲は広範囲に及ぶため、この「忘れてしまうこと」が頻発します。
だから、試験では、(試験が終わったあとに解き方を教えると)「あ!そうだった!わかっていたのに!!!!!」という「凡ミス」が起きやすいのです。

そのミスを防ぐには、どうすればいいのでしょうか。
たった1つだけ方法があります。
それは「繰り返し」何度も何度も同じような問題を解いて記憶を強化するのです。

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わたしが授業でしてきたこと

授業では「基本」を教えたあと「応用」も教えるものですが、わたしは応用問題をほとんど解説せずに「浮いた時間」を使って、たとえば「2x=4」「3x=6」のように、式は同じでも数値だけを変えた、小テストのプリントをたくさんつくって、授業の前に小テストをして、解説もきちんとしました。
※完全に応用問題を解説する時間をなくさないのは、数学の素質のある子どもの成績を伸ばすためでした。

たとえば「正負の数」を教え終わって、つぎの単元である「文字と式」になったとしても、小テストには「正負の数」を入れていました。 それは、みんなが全問正解するまで、何度も繰り返し解かせたのです。

そのうち、ほぼ全員が正解するようになりますが、人はかならず忘れるので、大分、時間がたってから昔の単元の問題も入れました。

こうやって、繰り返し問題を解かせることで、記憶を強化して生徒のミスをなくしていったのです。
ここまで繰り返し勉強させられれば、いざ試験会場にいったときも、ミスしにくくなりますし。

ちなみに、数値を変えただけでの問題なので、2回もすれば、みんな満点になるだろうと思われるかもしれませんが、現実はちがいます。同じ間違いを繰り返す生徒もいれば(解説すると「あっ!」という顔をします)、やはりケアレスミスをする生徒もいました。やはり繰り返しが重要です。

1日は24時間です。
時間は限られているので、繰り返し問題を解く時間を捻出するために、応用問題は捨ててしまいましょう。
これが秘訣の2つ目です。


本当に応用問題を捨てても大丈夫なの?

応用問題を捨てても大丈夫なのでしょうか。
わたしは偏差値55までを目指すのであれば捨てるべきだと思っています。

こういえば、かならず「切り捨てて大丈夫?」と心配になる人がいます。

大丈夫です。
わたしがそうして偏差値をあげてきたのですから。

「でも……」と思う人は、前ページを読んでみてください。偏差値55までくらいなら応用問題を解く必要はないことがわかるはずです。

当たり前のことを当たり前にできるようにすること

受験生なら当たり前にできることを、当たり前にできるようになること。
それこそが、「偏差値40から52までの人の勉強法」です。
受験では時間が限られているため、特に苦手と思う科目でこの手法を使うといいですよ。
ちなみに、難易度が高い資格試験を一発合格する人たちの勉強法も、これと似ているようです。


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