数学が苦手な人のための公務員試験

数学は苦手で大嫌い。
しかも、公務員試験の試験範囲は広い。

だから「数学は捨てる」と考えているかもしれませんが、ちょっと待ってください!

地方公務員の試験では、方程式・不等式、関数が出題されることが大半ですので、すこしの勉強で得点をとれるようになります。
また、他の受験生はしっかり得点してきますので、数学で得点をとれないと、苦戦を強いられます。この点からも数学を勉強したほうがいいです。

とはいえ、数学も範囲が広く、数学ばかりに時間をかけるのは効率がいいとはいえません。
そこで、まずは、下記の書籍を読むといいでしょう。


『0(ゼロ)からやりなおす中学数学の計算問題』(総合科学出版)

なぜ、この本がお勧めなのでしょうか。
その理由は3つあります。

1つ目は、この本が「数学が苦手な人」に特化している点にあります。
この本では、あなたが、きっと「つまづいたところ」も、しっかり丁寧に解説しています。だから、短期間で、算数から中学数学までを、スッと復習できることでしょう。学習の時間が限られている公務員試験では最適といえます。

2つ目は、この本を読めば短期間で基礎固めができるので、「解き方のパターンを暗記する学習法」もできる点にあります。
数学には「解き方を覚えていく」という勉強法があります(別のページで解説しています)。個人的には暗記に走るのではなく、理解するほうがいいとは思いますが、公務員試験で合格することが目標であるのなら、数年分の過去問を見て「解き方」を暗記してしまうのが、もっとも効率的です。
ただ、この学習法が通用するのは、あくまで基礎が固まったあとの話です。
基礎が固まっていないと、数式を見ても暗号のカタマリにしか見えませんし、そもそも全く同じ問題は出題されないため(数値が変わるので)、きちんと計算できないと、いくら解き方がわかっても正解しないためです。
だから、基礎固めできる本で勉強する必要があります。
というわけで、基礎固めできる数学の本ですが、書店に行けば、さまざまありますし、「数学が苦手な人向け」と、うたっている本も多々あります。
しかし、本当に数学が苦手な人に向けた本は意外にありません。
だから、真の意味で、数学が苦手な人に向けた『0(ゼロ)からやりなおす中学数学の計算問題』(総合科学出版)がお勧めなのです。数学が苦手な人に特化させた本ですので。

3つ目は、数学を勉強すべきかどうかの「試金石」になる点があります。
どういうことでしょうか。

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理解できなかったり、時間がかかりすぎれば数学は捨てるのもあり

『0(ゼロ)からやりなおす中学数学の計算問題』(総合科学出版)は、算数から、じっくり丁寧に解説しています。
この本を読めば、ふつうは、2時間もあれば数学の基本を理解できますし、さらに2時間かければ、問題演習もできます。
しかし、この本で学習しても、かなりの勉強時間がかかたったり、「この本で扱っている内容はなんとか理解できた。でも、これよりも難しいことは無理」と感じたのなら、公務員試験においては数学を捨てるのも致し方がないと思います。
やはり試験は勉強時間が限られますから。
ただ、その際は他の科目で、他の受験生よりも得点をとらなければならないので苦戦を強いられることは覚悟しておいてください。

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