電気工事士(2種)をとりたい。でも数学が苦手!
電気工事士(2種)の試験を受験しようと考えているのなら、最低限、中学数学レベルは勉強しておくといいでしょう。
しかし、つぎのように電気工事士(2種)の試験範囲には「数学」がないのに、なぜ中学数学を勉強しておくほうがいいでしょうか。
・電気に関する基礎理論
・配電理論及び配線設計
・電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
・電気工事の施工方法
・一般用電気工作物の検査方法
・配線図
・一般用電気工作物の保安に関する法令
※2014年時点
それは、電気工事士(2種)の試験の計算問題を解くためには、中学数学の知識がすこし必要になるためです。
具体的には、計算問題を解く上で、つぎの知識が必要です。
1.方程式
2.ルートの計算
3.三角比
4.三平方の定理
また、実務面においても中学数学レベルの簡単な計算ができないと、施工トラブルのもとになります。
だから、中学数学を勉強しておいて損はないと思いますが、なかには「試験では解けない問題を捨てて、暗記で得点をとればいい」「電気工事士の試験勉強に時間をかけないといけないのに、中学数学をやりなおすために、多大な時間と労力をかけても無駄。まずは試験に合格するための勉強をして、合格してからジワジワ勉強していけばいい」と思う人もいることでしょう。
確かに暗記と簡単な計算問題だけで合格できるかもしれません。
しかし、それは違うと思います。
なぜ、そのように言えるのでしょうか。
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中学数学レベルであれば1か月もあればOK!
確かに、中学数学の勉強に時間と労力がかかるのなら、試験の際に「計算問題は捨てる」というのもありかもしれません。
しかし、実は、『0(ゼロ)からやりなおす中学数学の計算問題』(総合科学出版)を使えば、中学数学のやりなおしに、それほど時間がかかりません。
この本は、数学が苦手な人に特化しているため、算数から丁寧にじっくり解説しているため、スッと読み進めることができます。
数時間で、効率的に中学数学を復習できるのに、やらない手はありません。
というわけで、電気工事士(2種)をとろうと思っているのなら、『0(ゼロ)からやりなおす中学数学の計算問題』(総合科学出版)で勉強するといいでしょう。
算数から丁寧に解説しているので、あなたの数学嫌いをなくしてくれることでしょう。
ちなみに、もしこの本を読むのにかなり時間と労力がかかるのなら、電気工事士(2種)の資格をとったあとで学習するといいでしょう。