まずは一の位!

数字を1から9まで置くことができるカードがあります(0もありますが、あとで説明します)。
このカードには「一の位」という名前がついています。


では、1から9までの数字をカードに書きこんでみましょう!
つぎのようになります。
前に学習した「赤い玉」と同じですね。



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つぎに、十の位!

では、カードに「10」を書きこんでみましょう。

一の位のカードには、1〜9までの数字しか書きこむことはできません。
よって、 つぎのようにはできません。



ここで、「十の位」という名前がついたカードが登場します。
十の位のカードには数字を1から9まで書きこむことができます。また一の位のカードの左隣に置きます。
前のレッスンで学習した「黄色い玉」と同じですね。

では、十の位と一の位のカードに「10」を書きこんでみましょう!

今までのレッスンをしっかり勉強していれば、つぎのようにできるるとわかるはずです。
※「赤い玉10個を黄色い玉1個と交換した」と考えるといいでしょう。また一の位には「ない」ということで0を書きこむのでした。



では、「11」をカードに書きこんでみましょう。
11は「10」と「1」に分けられるので、つぎのようにできます。
※赤い玉11個は、赤い玉10個と赤い玉1個に分けられます。このうち、赤い玉10個は黄色い玉1個と交換できますね。



では、12、13…19までを十の位と一の位のカードに書きこんでみましょう。

12は「10+2」、 13は「10+3」、 14は「10+4」… 19は「10+9」とできるので、つぎのようになります。



最後に、20、21、22…29までを十の位と一の位のカードに書きこんでみてください。

20は「赤い玉20個」と考えればわかるのではないでしょうか。
具体的には「赤い玉20個→赤い玉10個と赤い玉10個に分けられる→黄色い玉が2個」などと考えるといいでしょう。また一の位には「ない」ということで0を書きこむのでした。



21は「赤い玉21個」と考えるといいでしょう。
つまり「赤い玉21個→赤い玉10個と赤い玉10個と赤い玉1個に分けられる→黄色い玉が2個と赤い玉1個」などと考えるといいでしょう。

あとは、22は「20+2」、 23は「20+3」、 24は「20+4」… 29は「20+9」とできるので、つぎのようになります。



これで十の位のイメージができるようになったのではないでしょうか。

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百の位も考えかたは同じ!

では、カードに「100」を書きこんでみましょう。

十の位、一の位のカードには、それぞれ1〜9までの数字しか書きこむことはできません。
よって、 つぎのようにはできません。



ここで、「百の位」という名前がついたカードが登場します。
百の位のカードには数字を1から9まで書きこむことができます。また十の位のカードの左隣に置きます。
前のレッスンで学習した「青い玉」と同じですね。

では、百の位、十の位、一の位のカードに「100」を書きこんでみましょう!

今までのレッスンをしっかり勉強していれば、つぎのようにできるるとわかるはずです。



では、「101」をカードに書きこんでみましょう。
101は「100」と「1」に分けられるので、つぎのようにできます。
※「1」は赤い玉1個と同じですね。



では、「110」をカードに書きこんでみましょう。
110は「100」と「10」に分けられるので、つぎのようにできます。
※「10」は黄色い玉1個と同じですね。


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数字には右から順に「一の位」「十の位」「百の位」…と名前がついている!

まとめます。
1、2、3…と順にかぞえていってみてください。
9までは、一の位のカードにはりいますね。



「10」になると、十の位のカードがでてきます。



11、12、13…とずっと十の位と一の位のカードだけですが、「100」になったとき、百の位のカードがでてきます。



一の位のカードに書ききれなくなればその左隣に十の位のカードがでてきて、十の位のカードに書ききれなくなればその左隣に百のカードがでてきています。
だから、最初に学習した「右から順に」、一の位、十の位…と名前がついているのですね。



これから、つぎのように数字をカードにあてはめる機会があります。
※わたしの教えかたでカードがでてくるだけで、ふつうの学校の教えかたではカードはでてきません。



カードにあてはめるとき、つぎのようにしてはいけませんが、その理由はもうわかりますね。



つぎのように右からつめていくのですね。


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