桁(けた)も覚えるだけ!
りんごの数は、1個、2個、3個…と、「個」でかぞえますね。
うさぎは、1羽、2羽、3羽…と、「羽」でかぞえるのを知っていました?
それと同じです。
前のレッスンで学習した「数字を書きこんだカード」は「枚」ではなくて「桁(けた)」でかぞえます。
※カードはふつう、1枚、2枚、3枚…と、「枚」でかぞえます。念のために。
たとえばこれから「1桁の数」という言葉がでてきますが、これはつぎのようになります。
1桁の数 → 桁が1つの数→ カード1枚の数
よって、つぎのように表すことができます。
では「2桁の数」は、どういう意味でしょうか。
これはつぎのようになります。
2桁の数 → 桁が2つの数→ カード2枚の数
よって、つぎのように表すことができます。
では「3桁の数」は、どういう意味でしょうか。
これはつぎのようになります。
3桁の数 → 桁が3つの数→ カード3枚の数
よって、つぎのように表すことができます。
さて、ここで、いままでのレッスンを思い出してください。
「一の位のカード」「十の位のカード」…と、「右」からカードが増えていきましたよね。
よって、1桁の数は、カードが1枚なので、かならず「一の位のカード」になります。
同じように、2桁の数は、カードが2枚なので、かならず「十の位のカード」と「一の位のカード」になります。
3桁の数は、カードが3枚なので、かならず「百の位のカード」と「十の位のカード」と「一の位のカード」になります。
では、質問です。
「3」は、何桁の数ですか。
「3」は、カードが1枚ですね。
「カード1枚の数」なので、「1桁の数」です。
※カード3枚の数 → 桁が3つの数 → 3桁の数
では、質問です。
「36」は、何桁の数ですか。
「36」は、カードが2枚ですね。
「カード2枚の数」なので、「2桁の数」です。
※カード2枚の数 → 桁が2つの数 → 2桁の数
すこしだけ難しい質問です。
3桁の数字をいくつかあげてください。
「3桁の数字」とは、「カードが3枚の数字」のことですね。
この3枚のカードそれぞれに1から9までの数字を好きに書けば、それらがすべて3桁の数になります。
※一例をあげると「123」「452」「673」「999」など。「100」「201」「590」など「0」を書きこんでも構いませんが、「012」のように一番左のカードに0を書いた数字はダメです。
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まずは一の位のイメージをつかもう!
つぎの数字の「千の位から2桁下」は、どこだと思いますか。
慣れないうちは、まずは数字をカードにいれてみましょう。
つぎのようになりますね。
いま、「千の位」とあるので、千の位に〇をつけます。
千の位から「2桁下」ですね。
「2桁」は「カード2枚」という意味でした。
では「下」とは、どういう意味なのでしょうか。
ここでの「下」とは「小さい数字のほうへ」を意味していますが…。要は「右」のことです。
というわけで、「2桁下」とは、「カード2枚分だけ右」という意味です。
よって、答えは「十の位」です。
つぎの数字の「上から2桁」は、どこだと思いますか。
ここでの「上から」は「一番上」と考えます。
また、「上」とは「数字が大きいほうへ」という意味、要は「左」です。
よって、つぎのようになります。
上から2桁 → 一番上から2桁 → 一番左から2桁 → 一番左からカード2枚
というわけで、つぎのようになります。