【中学数学】置きかえて公式1で因数分解する問題 No.60
こんにちは、石崎です。『0からやりなおす中学数学の計算問題』『5つのパターンで9割わかる!中学数学の文章題』(総合科学出版)などの著者です。さて、数学は、所詮、入試のためのもので実生活では役立たないと思っているひとも多いのではないでしょうか。
いえいえ、そんなことはないですよ。数学は案外役立ちます。数学の勉強をしっかりとしておきましょう。具体的には、まずは基本を理解して、つぎに反復練習することです。というわけで、今回も、はりきって因数分解の演習問題をしましょう。
計算問題を何度も解いて本当に数学が得意になるのかと懐疑的なひともいるかもしれませんが、がんばって解いてみてください。数学が苦手と感じなくなるかもしれませんから。繰り返し式の展開の計算をしているとつらくなるかもしれませんが、それを乗り越えてくださいね。応援しています!
<はじめてのひとへ>
・数式の表示は、MathJaxを利用しています。数式を表示させるにはネット接続とJavascriptを「オン」にすることが必要です。
・このページは印刷できます。詳しい方法は、計算問題を印刷する方法をご覧になってください。
・計算のしかたを工夫すれば楽に計算できるケースもあります。計算式はあくまで目安ですので、あらかじめご了承ください。
・計算問題のページには、ほかにも、たくさん計算問題があります。
<出題内容>
・対象:中学三年生(中学数学)
・種類:因数分解(置きかえて因数分解する問題)
・因数分解の方法:公式1で因数分解
・問題数:15問
※公式
\[x^2-y^2=(x+y)(x-y)\]\[x^2+2xy+y^2=(x+y)^2\]\[x^2-2xy+y^2=(x-y)^2\]\[x^2+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b)\]\[x^2+(ay+by)x+aby^2=(x+ay)(x+by)\]
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置きかえて因数分解する問題
(1)因数分解してください。
\[(a-4)^2-4\]
(2)因数分解してください。
\[(a+8)^2-16\]
(3)因数分解してください。
\[(x-4)^2-64\]
(4)因数分解してください。
\[(x-5)^2-4\]
(5)因数分解してください。
\[(a-6)^2-1\]
(6)因数分解してください。
\[(a-1)^2-64\]
(7)因数分解してください。
\[(x+6)^2-36\]
(8)因数分解してください。
\[(a+2)^2-4\]
(9)因数分解してください。
\[(a-8)^2-4\]
(10)因数分解してください。
\[(a+4)^2-64\]
(11)因数分解してください。
\[(a+2)^2-4\]
(12)因数分解してください。
\[(a+8)^2-4\]
(13)因数分解してください。
\[(x+2)^2-4\]
(14)因数分解してください。
\[(a+5)^2-36\]
(15)因数分解してください。
\[(a-6)^2-25\]
置きかえて因数分解する問題(計算式)
(1)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[(A)^2-(2)^2\]
つぎのようになります。
\[(A+2)(A-2)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[(a-4+2)(a-4-2)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(a-4)^2-(2)^2\]
(2)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[(A)^2-(4)^2\]
つぎのようになります。
\[(A+4)(A-4)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[(a+8+4)(a+8-4)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(a+8)^2-(4)^2\]
(3)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[(A)^2-(8)^2\]
つぎのようになります。
\[(A+8)(A-8)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[(x-4+8)(x-4-8)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(x-4)^2-(8)^2\]
(4)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[(A)^2-(2)^2\]
つぎのようになります。
\[(A+2)(A-2)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[(x-5+2)(x-5-2)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(x-5)^2-(2)^2\]
(5)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[(A)^2-(1)^2\]
つぎのようになります。
\[(A+1)(A-1)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[(a-6+1)(a-6-1)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(a-6)^2-(1)^2\]
(6)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[(A)^2-(8)^2\]
つぎのようになります。
\[(A+8)(A-8)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[(a-1+8)(a-1-8)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(a-1)^2-(8)^2\]
(7)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[(A)^2-(6)^2\]
つぎのようになります。
\[(A+6)(A-6)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[(x+6+6)(x+6-6)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(x+6)^2-(6)^2\]
(8)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[(A)^2-(2)^2\]
つぎのようになります。
\[(A+2)(A-2)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[(a+2+2)(a+2-2)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(a+2)^2-(2)^2\]
(9)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[(A)^2-(2)^2\]
つぎのようになります。
\[(A+2)(A-2)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[(a-8+2)(a-8-2)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(a-8)^2-(2)^2\]
(10)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[(A)^2-(8)^2\]
つぎのようになります。
\[(A+8)(A-8)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[(a+4+8)(a+4-8)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(a+4)^2-(8)^2\]
(11)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[(A)^2-(2)^2\]
つぎのようになります。
\[(A+2)(A-2)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[(a+2+2)(a+2-2)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(a+2)^2-(2)^2\]
(12)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[(A)^2-(2)^2\]
つぎのようになります。
\[(A+2)(A-2)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[(a+8+2)(a+8-2)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(a+8)^2-(2)^2\]
(13)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[(A)^2-(2)^2\]
つぎのようになります。
\[(A+2)(A-2)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[(x+2+2)(x+2-2)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(x+2)^2-(2)^2\]
(14)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[(A)^2-(6)^2\]
つぎのようになります。
\[(A+6)(A-6)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[(a+5+6)(a+5-6)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(a+5)^2-(6)^2\]
(15)( )を「A」で置きかえます。そして、式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[(A)^2-(5)^2\]
つぎのようになります。
\[(A+5)(A-5)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[(a-6+5)(a-6-5)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(a-6)^2-(5)^2\]
置きかえて因数分解する問題(解答)
勉強の秘訣は、まずはテキストや参考書を読んでしっかり理解することが大切です。その際、数学が苦手で勉強がつらいのならば、わかりやすいテキストや参考書を探すといいでしょう。
つぎに練習問題を解きます。良問を解くのが効率的ですが、苦手なひとは同じタイプの問題でも数字を変えると間違えてしまうようなことがあるため、お勧めしません。そこで、数値だけ変えた問題を解いていくといいでしょう。そのような問題があるのが、このウェブサイトです。
(1)答えはつぎのようになります。
\[(a-2)(a-6)\]
(2)答えはつぎのようになります。
\[(a+12)(a+4)\]
(3)答えはつぎのようになります。
\[(x+4)(x-12)\]
(4)答えはつぎのようになります。
\[(x-3)(x-7)\]
(5)答えはつぎのようになります。
\[(a-5)(a-7)\]
(6)答えはつぎのようになります。
\[(a+7)(a-9)\]
(7)答えはつぎのようになります。
\[x(x+12)\]
(8)答えはつぎのようになります。
\[a(a+4)\]
(9)答えはつぎのようになります。
\[(a-6)(a-10)\]
(10)答えはつぎのようになります。
\[(a+12)(a-4)\]
(11)答えはつぎのようになります。
\[a(a+4)\]
(12)答えはつぎのようになります。
\[(a+10)(a+6)\]
(13)答えはつぎのようになります。
\[x(x+4)\]
(14)答えはつぎのようになります。
\[(a+11)(a-1)\]
(15)答えはつぎのようになります。
\[(a-1)(a-11)\]