【中学数学】置きかえて共通項(整数)で因数分解する問題 No.92
こんにちは、石崎です。『0からやりなおす中学数学の計算問題』(総合科学出版)などの著者です。
さて、数学は、実生活では役立たないと思っているひとも多いのではないでしょうか。
そんなことはありません。もちろんすべてではないですが、数学は役立ちます。数学の勉強をしっかりしておきましょう。具体的には、まずは基本を理解して、つぎに同じ問題を繰り返し解くことです。特に計算問題は繰り返し解きましょう。というわけで、今回も、因数分解の演習問題の反復練習をしましょう。
計算問題を繰り返し解いて本当に数学が得意になるのかと考えるひともいるかもしれませんが、がんばって解いてみてください。繰り返し式の展開の計算をしているとつらくなるかもしれませんが、それを乗り越えてくださいね。
<はじめてのひとへ>
・数式の表示は、MathJaxを利用しています。数式を表示させるにはネット接続とJavascriptを「オン」にすることが必要です。
・このページは印刷できます。詳しい方法は、計算問題を印刷する方法をご覧になってください。
・計算のしかたを工夫すれば楽に計算できるケースもあります。計算式はあくまで目安ですので、あらかじめご了承ください。
・計算問題のページには、ほかにも、たくさん計算問題があります。
<出題内容>
・対象:中学三年生(中学数学)
・種類:因数分解(置きかえて因数分解する問題)
・因数分解の方法:共通項(整数)で因数分解
・問題数:20問
※公式
\[x^2-y^2=(x+y)(x-y)\]\[x^2+2xy+y^2=(x+y)^2\]\[x^2-2xy+y^2=(x-y)^2\]\[x^2+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b)\]\[x^2+(ay+by)x+aby^2=(x+ay)(x+by)\]
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置きかえて因数分解する問題
(1)因数分解してください。
\[-6(x-2)-48\]
(2)因数分解してください。
\[2(x-3)+4\]
(3)因数分解してください。
\[-5(a+8)+20\]
(4)因数分解してください。
\[7(x+3)+7\]
(5)因数分解してください。
\[8(x-7)-16\]
(6)因数分解してください。
\[4(x+8)-4\]
(7)因数分解してください。
\[5(a-7)+10\]
(8)因数分解してください。
\[8(a+9)+24\]
(9)因数分解してください。
\[-4(x-1)-28\]
(10)因数分解してください。
\[5(a+4)-30\]
(11)因数分解してください。
\[3(x-1)+6\]
(12)因数分解してください。
\[-8(a-7)-56\]
(13)因数分解してください。
\[6(x+6)+12\]
(14)因数分解してください。
\[-5(a+5)+5\]
(15)因数分解してください。
\[7(a+2)+14\]
(16)因数分解してください。
\[-5(a-2)-5\]
(17)因数分解してください。
\[9(a+4)+45\]
(18)因数分解してください。
\[-7(x-6)-7\]
(19)因数分解してください。
\[-7(x-9)+28\]
(20)因数分解してください。
\[-2(x-5)-2\]
置きかえて因数分解する問題(計算式)
(1)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[-6A-48\]
つぎのようになります。
\[-6(A+8)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[-6(x-2+8)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(-6)×(x-2)+(-6)×8\]
(2)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[2A+4\]
つぎのようになります。
\[2(A+2)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[2(x-3+2)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[2×(x-3)+2×2\]
(3)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[-5A+20\]
つぎのようになります。
\[-5(A-4)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[-5(a+8-4)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(-5)×(a+8)+(-5)×(-4)\]
(4)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[7A+7\]
つぎのようになります。
\[7(A+1)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[7(x+3+1)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[7×(x+3)+7×1\]
(5)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[8A-16\]
つぎのようになります。
\[8(A-2)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[8(x-7-2)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[8×(x-7)+8×(-2)\]
(6)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[4A-4\]
つぎのようになります。
\[4(A-1)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[4(x+8-1)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[4×(x+8)+4×(-1)\]
(7)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[5A+10\]
つぎのようになります。
\[5(A+2)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[5(a-7+2)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[5×(a-7)+5×2\]
(8)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[8A+24\]
つぎのようになります。
\[8(A+3)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[8(a+9+3)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[8×(a+9)+8×3\]
(9)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[-4A-28\]
つぎのようになります。
\[-4(A+7)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[-4(x-1+7)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(-4)×(x-1)+(-4)×7\]
(10)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[5A-30\]
つぎのようになります。
\[5(A-6)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[5(a+4-6)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[5×(a+4)+5×(-6)\]
(11)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[3A+6\]
つぎのようになります。
\[3(A+2)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[3(x-1+2)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[3×(x-1)+3×2\]
(12)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[-8A-56\]
つぎのようになります。
\[-8(A+7)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[-8(a-7+7)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(-8)×(a-7)+(-8)×7\]
(13)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[6A+12\]
つぎのようになります。
\[6(A+2)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[6(x+6+2)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[6×(x+6)+6×2\]
(14)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[-5A+5\]
つぎのようになります。
\[-5(A-1)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[-5(a+5-1)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(-5)×(a+5)+(-5)×(-1)\]
(15)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[7A+14\]
つぎのようになります。
\[7(A+2)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[7(a+2+2)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[7×(a+2)+7×2\]
(16)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[-5A-5\]
つぎのようになります。
\[-5(A+1)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[-5(a-2+1)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(-5)×(a-2)+(-5)×1\]
(17)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[9A+45\]
つぎのようになります。
\[9(A+5)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[9(a+4+5)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[9×(a+4)+9×5\]
(18)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[-7A-7\]
つぎのようになります。
\[-7(A+1)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[-7(x-6+1)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(-7)×(x-6)+(-7)×1\]
(19)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[-7A+28\]
つぎのようになります。
\[-7(A-4)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[-7(x-9-4)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(-7)×(x-9)+(-7)×(-4)\]
(20)( )を「A」で置きかえます。式の形をすこし変えると、どのように因数分解すればいいのかがわかるのではないでしょうか。
\[-2A-2\]
つぎのようになります。
\[-2(A+1)\]
Aをもとに戻すとつぎのようになります。
\[-2(x-5+1)\]
なお、式を見て因数分解できるのならば、Aに置きかえる必要はありません。
\[(-2)×(x-5)+(-2)×1\]
置きかえて因数分解する問題(解答)
勉強の秘訣は、まずは参考書を読んでしっかり理解することが大切です。そのとき、数学が苦手で勉強がつらいのならば、できるだけわかりやすいテキストや参考書で勉強しましょう。
つぎに演習問題を解きます。良問を解くと効率がいいのですが、数学が苦手なひとにはお勧めしません。同じような問題でも形が少し変わるだけで間違えてしまうためです。そこで、数値だけ変えた演習問題を大量に解いていくといいでしょう。そのような演習問題はどこにあるのでしょうか。まさしくこのウェブサイトです。
(1)答えはつぎのようになります。
\[-6(x+6)\]
(2)答えはつぎのようになります。
\[2(x-1)\]
(3)答えはつぎのようになります。
\[-5(a+4)\]
(4)答えはつぎのようになります。
\[7(x+4)\]
(5)答えはつぎのようになります。
\[8(x-9)\]
(6)答えはつぎのようになります。
\[4(x+7)\]
(7)答えはつぎのようになります。
\[5(a-5)\]
(8)答えはつぎのようになります。
\[8(a+12)\]
(9)答えはつぎのようになります。
\[-4(x+6)\]
(10)答えはつぎのようになります。
\[5(a-2)\]
(11)答えはつぎのようになります。
\[3(x+1)\]
(12)答えはつぎのようになります。
\[-8a\]
(13)答えはつぎのようになります。
\[6(x+8)\]
(14)答えはつぎのようになります。
\[-5(a+4)\]
(15)答えはつぎのようになります。
\[7(a+4)\]
(16)答えはつぎのようになります。
\[-5(a-1)\]
(17)答えはつぎのようになります。
\[9(a+9)\]
(18)答えはつぎのようになります。
\[-7(x-5)\]
(19)答えはつぎのようになります。
\[-7(x-13)\]
(20)答えはつぎのようになります。
\[-2(x-4)\]