係数が分数と整数の文字が、ひき算（2項）の形になっている文字式に代入する問題
『0からやりなおす中学数学の計算問題』（総合科学出版）などの著書がある石崎です。ほかにも、さまざまなジャンルの著書があります。
さて、変数は、たし算やひき算といえども難しいと思います。
そのように感じるのははじめのうちだけです。不思議とそのうち慣れてきます。というわけで、今回も、文字と式のたし算とひき算の計算問題を解きましょう。
変数は単調でつらいかもしれませんが、今だけなので、がんばりましょう。
くじけず勉強していると、そのうちいいことがありますよ。
＜はじめてのひとへ＞
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・計算のしかたを工夫すれば楽に計算できるケースもあります。計算式はあくまで目安ですので、あらかじめご了承ください。
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＜出題内容＞
文字と式の代入（中学数学）
・文字式の形：係数が整数の文字と分数の文字のひき算（2項）
・問題数：25問
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係数が分数と整数の文字がひき算（2項）の形になっている文字式に代入する問題
（1）つぎの式に、「x=-7 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{3}{2}x-5x=\]
（2）つぎの式に、「x=2 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{5}{3}x-3x=\]
（3）つぎの式に、「x=1 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{1}{3}x-x=\]
（4）つぎの式に、「x=-5 」を代入すると、いくつになりますか。
\[6x - \frac{3}{2}x=\]
（5）つぎの式に、「x=-3 」を代入すると、いくつになりますか。
\[2x - \frac{4}{9}x=\]
（6）つぎの式に、「x=2 」を代入すると、いくつになりますか。
\[6x - \frac{8}{7}x=\]
（7）つぎの式に、「x=-9 」を代入すると、いくつになりますか。
\[9x - \frac{6}{5}x=\]
（8）つぎの式に、「x=9 」を代入すると、いくつになりますか。
\[x - \frac{7}{9}x=\]
（9）つぎの式に、「x=-3 」を代入すると、いくつになりますか。
\[7x - \frac{2}{3}x=\]
（10）つぎの式に、「x=-3 」を代入すると、いくつになりますか。
\[3x - \frac{5}{3}x=\]
（11）つぎの式に、「x=1 」を代入すると、いくつになりますか。
\[3x - \frac{1}{7}x=\]
（12）つぎの式に、「x=7 」を代入すると、いくつになりますか。
\[7x - \frac{7}{9}x=\]
（13）つぎの式に、「x=-7 」を代入すると、いくつになりますか。
\[9x - \frac{9}{5}x=\]
（14）つぎの式に、「x=-3 」を代入すると、いくつになりますか。
\[3x - \frac{6}{5}x=\]
（15）つぎの式に、「x=-3 」を代入すると、いくつになりますか。
\[4x - \frac{1}{5}x=\]
（16）つぎの式に、「x=8 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{1}{2}x-8x=\]
（17）つぎの式に、「x=-8 」を代入すると、いくつになりますか。
\[8x - \frac{9}{2}x=\]
（18）つぎの式に、「x=-9 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{1}{3}x-4x=\]
（19）つぎの式に、「x=6 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{8}{7}x-3x=\]
（20）つぎの式に、「x=2 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{1}{3}x-4x=\]
（21）つぎの式に、「x=-5 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{5}{7}x-3x=\]
（22）つぎの式に、「x=9 」を代入すると、いくつになりますか。
\[9x - \frac{7}{6}x=\]
（23）つぎの式に、「x=-5 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{3}{2}x-4x=\]
（24）つぎの式に、「x=-4 」を代入すると、いくつになりますか。
\[9x - \frac{4}{5}x=\]
（25）つぎの式に、「x=-5 」を代入すると、いくつになりますか。
\[\frac{1}{2}x-9x=\]
係数が分数と整数の文字がひき算（2項）の形になっている文字式に代入する問題（解きかた）
（1）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{3}{2}x-\frac{5}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{3*1-5*2}{2*1}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-7 」を代入します。
\[- \frac{7}{2}x\]
（2）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{5}{3}x-\frac{3}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{5*1-3*3}{3*1}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=2 」を代入します。
\[- \frac{4}{3}x\]
（3）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{1}{3}x-\frac{1}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{1*1-1*3}{3*1}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=1 」を代入します。
\[- \frac{2}{3}x\]
（4）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{6}{1}-\frac{3}{2}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{6*2-3*1}{1*2}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-5 」を代入します。
\[\frac{9}{2}x\]
（5）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{2}{1}-\frac{4}{9}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{2*9-4*1}{1*9}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-3 」を代入します。
\[\frac{14}{9}x\]
（6）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{6}{1}-\frac{8}{7}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{6*7-8*1}{1*7}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=2 」を代入します。
\[\frac{34}{7}x\]
（7）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{9}{1}-\frac{6}{5}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{9*5-6*1}{1*5}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-9 」を代入します。
\[\frac{39}{5}x\]
（8）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{1}{1}-\frac{7}{9}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{1*9-7*1}{1*9}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=9 」を代入します。
\[\frac{2}{9}x\]
（9）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{7}{1}-\frac{2}{3}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{7*3-2*1}{1*3}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-3 」を代入します。
\[\frac{19}{3}x\]
（10）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{3}{1}-\frac{5}{3}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{3*3-5*1}{1*3}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-3 」を代入します。
\[\frac{4}{3}x\]
（11）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{3}{1}-\frac{1}{7}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{3*7-1*1}{1*7}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=1 」を代入します。
\[\frac{20}{7}x\]
（12）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{7}{1}-\frac{7}{9}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{7*9-7*1}{1*9}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=7 」を代入します。
\[\frac{56}{9}x\]
（13）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{9}{1}-\frac{9}{5}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{9*5-9*1}{1*5}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-7 」を代入します。
\[\frac{36}{5}x\]
（14）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{3}{1}-\frac{6}{5}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{3*5-6*1}{1*5}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-3 」を代入します。
\[\frac{9}{5}x\]
（15）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{4}{1}-\frac{1}{5}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{4*5-1*1}{1*5}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-3 」を代入します。
\[\frac{19}{5}x\]
（16）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{1}{2}x-\frac{8}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{1*1-8*2}{2*1}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=8 」を代入します。
\[- \frac{15}{2}x\]
（17）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{8}{1}-\frac{9}{2}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{8*2-9*1}{1*2}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-8 」を代入します。
\[\frac{7}{2}x\]
（18）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{1}{3}x-\frac{4}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{1*1-4*3}{3*1}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-9 」を代入します。
\[- \frac{11}{3}x\]
（19）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{8}{7}x-\frac{3}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{8*1-3*7}{7*1}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=6 」を代入します。
\[- \frac{13}{7}x\]
（20）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{1}{3}x-\frac{4}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{1*1-4*3}{3*1}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=2 」を代入します。
\[- \frac{11}{3}x\]
（21）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{5}{7}x-\frac{3}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{5*1-3*7}{7*1}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-5 」を代入します。
\[- \frac{16}{7}x\]
（22）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{9}{1}-\frac{7}{6}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{9*6-7*1}{1*6}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=9 」を代入します。
\[\frac{47}{6}x\]
（23）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{3}{2}x-\frac{4}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{3*1-4*2}{2*1}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-5 」を代入します。
\[- \frac{5}{2}x\]
（24）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{9}{1}-\frac{4}{5}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{9*5-4*1}{1*5}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-4 」を代入します。
\[\frac{41}{5}x\]
（25）さきに文字と式の計算をします。
\[\frac{1}{2}x-\frac{9}{1}x=\]
計算すると、つぎの式になります。
\[\frac{1*1-9*2}{2*1}x=\]
約分：約分はありません。
さらに計算すると、つぎの式になります。これに「x=-5 」を代入します。
\[- \frac{17}{2}x\]
係数が分数と整数の文字がひき算（2項）の形になっている文字式に代入する問題（解答）
人は誰しもケアレスミスなどの計算ミスをするものです。特に緊張を強いられる試験では顕著です。そのようなミスはどうやっても防げないというひともいますが、それは間違いです。計算ミスを防ぐ方法はあります。
それは、ひたすら計算問題を解くだけです。解いた問題が多ければ多いほど慣れて緊張しても正確に計算できるようになります。
単純な方法ですが、効果てきめんです。ケアレスミスをなくすだけで数学の成績はあがるので、何度も繰り返し問題を解きましょう。
ちなみに、小テストで繰り返し同じような問題を解かせても、何度もケアレスミスがありました。ただ、繰り返し問題を解かせれば解かせるほど、計算ミスは減りました。やはり効果があるようです。
（1）\[\frac{49}{2}\]
（2）\[- \frac{8}{3}\]
（3）\[- \frac{2}{3}\]
（4）\[- \frac{45}{2}\]
（5）\[- \frac{14}{3}\]
（6）\[\frac{68}{7}\]
（7）\[- \frac{351}{5}\]
（8）\begin{eqnarray}2\end{eqnarray}
（9）\[- \frac{19}{1}\]
（10）\[- \frac{4}{1}\]
（11）\[\frac{20}{7}\]
（12）\[\frac{392}{9}\]
（13）\[- \frac{252}{5}\]
（14）\[- \frac{27}{5}\]
（15）\[- \frac{57}{5}\]
（16）\begin{eqnarray}-60\end{eqnarray}
（17）\begin{eqnarray}-28\end{eqnarray}
（18）\begin{eqnarray}33\end{eqnarray}
（19）\[- \frac{78}{7}\]
（20）\[- \frac{22}{3}\]
（21）\[\frac{80}{7}\]
（22）\[\frac{141}{2}\]
（23）\[\frac{25}{2}\]
（24）\[- \frac{164}{5}\]
（25）\[\frac{85}{2}\]