文字式の同類項の計算7(文字の係数は分数や整数)
『0からやりなおす中学数学の計算問題』『5つのパターンで9割わかる!中学数学の文章題』(総合科学出版)などの著書がある石崎です。
さて、数学は、所詮、入試で必要なもので実生活では役立たないと思っているひとも多いと思います。
いえいえ、そんなことはないですよ。もちろんすべてではないですが、数学は案外役立ちます。数学の勉強をしっかりしておきましょう。具体的には、基本を理解してから反復練習することです。というわけで、今日も、文字と式の計算問題を解きましょう。
計算問題を繰り返し解いて本当に数学が得意になるのかと懐疑的なひともいるかもしれませんが、がんばって解いてみてください。そのうち、数学が苦手ではなくなっていると気がつくと思いますから。繰り返し分数の計算をしているとつらくなるかもしれませんが、それを乗り越えてくださいね。応援しています!
<はじめてのひとへ>
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・このページは印刷できます。詳しい方法は、計算問題を印刷する方法をご覧になってください。
・計算のしかたを工夫すれば楽に計算できるケースもあります。計算式はあくまで目安ですので、あらかじめご了承ください。
・計算問題のページには、ほかにも、たくさん計算問題があります。
<出題内容>
・カテゴリ:中学数学 式と計算
・種類:同類項の計算7
・文字式:係数が分数と整数の文字からなる文字式
・問題数:15問
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係数が分数や整数の文字からなる文字式の同類項の計算7(問題)
(1)
\begin{eqnarray}-\frac{1}{2}+5b^2+6b^2+9\end{eqnarray}
(2)
\begin{eqnarray}8b^2-\frac{8}{3}+4+\frac{4}{3}b^2\end{eqnarray}
(3)
\begin{eqnarray}-7b^2+\frac{4}{7}-\frac{2}{3}+3b^2\end{eqnarray}
(4)
\begin{eqnarray}\frac{1}{5}+\frac{7}{5}+\frac{1}{2}b^2-\frac{1}{3}b^2\end{eqnarray}
(5)
\begin{eqnarray}-\frac{5}{9}b^2+2-4b^2-\frac{8}{3}\end{eqnarray}
(6)
\begin{eqnarray}-\frac{9}{7}b^2+4+\frac{9}{7}+7b^2\end{eqnarray}
(7)
\begin{eqnarray}-8-2+b^2-b^2\end{eqnarray}
(8)
\begin{eqnarray}-3b^2+3+\frac{1}{6}-\frac{9}{2}b^2\end{eqnarray}
(9)
\begin{eqnarray}b^2-7-\frac{5}{2}+\frac{5}{7}b^2\end{eqnarray}
(10)
\begin{eqnarray}6-9+3b^2-\frac{5}{6}b^2\end{eqnarray}
(11)
\begin{eqnarray}-5+9-7b^2+\frac{7}{3}b^2\end{eqnarray}
(12)
\begin{eqnarray}1+\frac{1}{3}b^2+7+\frac{1}{2}b^2\end{eqnarray}
(13)
\begin{eqnarray}-\frac{1}{4}b^2+8+b^2-2\end{eqnarray}
(14)
\begin{eqnarray}\frac{5}{6}b^2-1+\frac{3}{2}-2b^2\end{eqnarray}
(15)
\begin{eqnarray}4-\frac{1}{3}b^2+7b^2-\frac{1}{2}\end{eqnarray}
係数が分数や整数の文字からなる文字式の同類項の計算7(解きかた)
(1)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}(6+5)b^2+\frac{-1*1+9*2}{2*1}\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}11b^2+\frac{17}{2}\end{eqnarray}
(2)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{4*1+8*3}{3*1}b^2+\frac{-8*1+4*3}{3*1}\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{28}{3}b^2+\frac{4}{3}\end{eqnarray}
(3)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}(-7+3)b^2+\frac{-2*7+4*3}{3*7}\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}-4b^2+\frac{-2}{21}\end{eqnarray}
(4)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{1*3-1*2}{2*3}b^2+\frac{1*5+7*5}{5*5}\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{1}{6}b^2+\frac{40}{25}\end{eqnarray}
(5)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-4*9-5*1}{1*9}b^2+\frac{2*3-8*1}{1*3}\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-41}{9}b^2+\frac{-2}{3}\end{eqnarray}
(6)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{7*7-9*1}{1*7}b^2+\frac{9*1+4*7}{7*1}\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{40}{7}b^2+\frac{37}{7}\end{eqnarray}
(7)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}(-1+1)b^2-8-2\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}0b^2-10\end{eqnarray}
(8)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-3*2-9*1}{1*2}b^2+\frac{3*6+1*1}{1*6}\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-15}{2}b^2+\frac{19}{6}\end{eqnarray}
(9)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{5*1+1*7}{7*1}b^2+\frac{-5*1-7*2}{2*1}\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{12}{7}b^2+\frac{-19}{2}\end{eqnarray}
(10)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{3*6-5*1}{1*6}b^2+6-9\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{13}{6}b^2-3\end{eqnarray}
(11)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-7*3+7*1}{1*3}b^2-5+9\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-14}{3}b^2+4\end{eqnarray}
(12)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{1*3+1*2}{2*3}b^2+7+1\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{5}{6}b^2+8\end{eqnarray}
(13)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{1*4-1*1}{1*4}b^2+8-2\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{3}{4}b^2+6\end{eqnarray}
(14)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-2*6+5*1}{1*6}b^2+\frac{3*1-1*2}{2*1}\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-7}{6}b^2+\frac{1}{2}\end{eqnarray}
(15)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-1*1+7*3}{3*1}b^2+\frac{-1*1+4*2}{2*1}\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{20}{3}b^2+\frac{7}{2}\end{eqnarray}
係数が分数や整数の文字からなる文字式の同類項の計算7(解答)
人は誰しもケアレスミスなどの計算ミスをするものです。ミスはどうやっても防げないというひともいますが、それは間違いです。計算ミスを防ぐ方法はあります。
それは、繰り返し計算問題を解くだけです。何度も問題を解くと慣れてたとえ緊張しても正確に計算できるようになります。
単純な方法ですが、効果てきめんです。ケアレスミスをなくすだけで数学の成績はあがるので、何度も繰り返し問題を解きましょう。
ちなみに、塾にて小テストで繰り返し同じような問題を解かせたときの経験ですが、生徒のケアレスミスをゼロにはできませんでした。ただ、問題を解かせれば解かせるほど、ケアレスミスは減りました。やはり効果があるようです。
(1)
\begin{eqnarray}11b^2+\frac{17}{2}\end{eqnarray}
(2)
\begin{eqnarray}\frac{28}{3}b^2+\frac{4}{3}\end{eqnarray}
(3)
\begin{eqnarray}-4b^2-\frac{2}{21}\end{eqnarray}
(4)
\begin{eqnarray}\frac{1}{6}b^2+\frac{8}{5}\end{eqnarray}
(5)
\begin{eqnarray}-\frac{41}{9}b^2-\frac{2}{3}\end{eqnarray}
(6)
\begin{eqnarray}\frac{40}{7}b^2+\frac{37}{7}\end{eqnarray}
(7)
\begin{eqnarray}-10\end{eqnarray}
(8)
\begin{eqnarray}-\frac{15}{2}b^2+\frac{19}{6}\end{eqnarray}
(9)
\begin{eqnarray}\frac{12}{7}b^2+ - \frac{19}{2}\end{eqnarray}
(10)
\begin{eqnarray}\frac{13}{6}b^2-3\end{eqnarray}
(11)
\begin{eqnarray}-\frac{14}{3}b^2+4\end{eqnarray}
(12)
\begin{eqnarray}\frac{5}{6}b^2+8\end{eqnarray}
(13)
\begin{eqnarray}\frac{3}{4}b^2+6\end{eqnarray}
(14)
\begin{eqnarray}-\frac{7}{6}b^2+\frac{1}{2}\end{eqnarray}
(15)
\begin{eqnarray}\frac{20}{3}b^2+\frac{7}{2}\end{eqnarray}