文字と式の同類項の計算5(文字の係数は分数や整数)
『0からやりなおす中学数学の計算問題』(総合科学出版)などの著書がある石崎です。『基本にカエル英語の本』という著書もあります。
さて、同類項の計算問題を見るだけでウッとくるひともいるかもしれません。
一工夫するだけで解きやすくなります。xには〇印、yには△印をつけるというように、同じ文字に同じ印をつけます。
<はじめてのひとへ>
・数式の表示は、MathJaxを利用しています。数式を表示させるにはネット接続とJavascriptを「オン」にすることが必要です。
・このページは印刷できます。詳しい方法は、計算問題を印刷する方法をご覧になってください。
・計算のしかたを工夫すれば楽に計算できるケースもあります。計算式はあくまで目安ですので、あらかじめご了承ください。
・計算問題のページには、ほかにも、たくさん計算問題があります。
<出題内容>
・カテゴリ:中学数学 文字と式
・種類:同類項の計算5
・文字式:係数が分数と整数の文字からなる文字式
・問題数:10問
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係数が分数や整数の文字からなる文字式の同類項の計算5(問題)
(1)
\begin{eqnarray}\frac{7}{2}x-y+5y+2y+3x-2x\end{eqnarray}
(2)
\begin{eqnarray}7x+\frac{5}{9}x+8x+\frac{7}{4}y+9y-3y\end{eqnarray}
(3)
\begin{eqnarray}-\frac{4}{3}x-5x-\frac{1}{3}y+2y-\frac{1}{2}x\end{eqnarray}\begin{eqnarray}+4y\end{eqnarray}
(4)
\begin{eqnarray}-9y-5y+x+7x-\frac{1}{9}y\end{eqnarray}\begin{eqnarray}+\frac{9}{4}x\end{eqnarray}
(5)
\begin{eqnarray}-\frac{5}{6}y+\frac{7}{3}x+8x-8x+6y\end{eqnarray}\begin{eqnarray}-\frac{6}{5}y\end{eqnarray}
(6)
\begin{eqnarray}5y+\frac{5}{7}x-\frac{5}{7}x-\frac{2}{3}y-\frac{1}{3}y-7x\end{eqnarray}
(7)
\begin{eqnarray}-6y+3x-\frac{1}{2}y-5x-\frac{3}{4}x\end{eqnarray}\begin{eqnarray}+6y\end{eqnarray}
(8)
\begin{eqnarray}-x+5x-6x-5y+\frac{3}{4}y\end{eqnarray}\begin{eqnarray}+5y\end{eqnarray}
(9)
\begin{eqnarray}\frac{2}{9}y+4x+7x-\frac{5}{8}x+7y-\frac{2}{5}y\end{eqnarray}
(10)
\begin{eqnarray}\frac{9}{8}x+\frac{3}{8}x+5x+2y-9y+3y\end{eqnarray}
係数が分数や整数の文字からなる文字式の同類項の計算5(解きかた)
(1)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}x+\frac{+7}{2}x+(2+5-1)y\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{1*2+7*1}{1 * 2}x+6y\end{eqnarray}
(2)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}15x+\frac{+5}{9}x+6y+\frac{+7}{4}y\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{15*9+5*1}{1 * 9}x+\frac{6*4+7*1}{1 * 4}y\end{eqnarray}
(3)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{(-4)*2+(-1)*3}{3*2}x-5x+6y+\frac{-1}{3}y\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{(-11)*1-5*6}{6*1}x+\frac{6*3-1*1}{1 * 3}y\end{eqnarray}
(4)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}8x+\frac{+9}{4}x-14y+\frac{-1}{9}y\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{8*4+9*1}{1 * 4}x+\frac{-14*9-1*1}{1 * 9}y\end{eqnarray}
(5)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{7}{3}x+\frac{(-6)*6+(-5)*5}{5*6}y+6y\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{+7}{3}x+\frac{(-61)*1+6*30}{30*1}y\end{eqnarray}
(6)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{(-5)*7+5*7}{7*7}x-7x+\frac{(-2)*3+(-1)*3}{3*3}y+5y\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}-7x+\frac{(-9)*1+5*9}{9*1}y\end{eqnarray}
(7)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}-2x+\frac{-3}{4}x+\frac{-1}{2}y\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-2*4-3*1}{1 * 4}x+\frac{-1}{2}y\end{eqnarray}
(8)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}(5-1-6)x+\frac{3}{4}y\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}-2x+\frac{3}{4}y\end{eqnarray}
(9)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}11x+\frac{-5}{8}x+\frac{(-2)*9+2*5}{5*9}y+7y\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{11*8-5*1}{1 * 8}x+\frac{(-8)*1+7*45}{45*1}y\end{eqnarray}
(10)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{3*8+9*8}{8*8}x+5x+(2+3-9)y\end{eqnarray}
さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{96*1+5*64}{64*1}x-4y\end{eqnarray}
係数が分数や整数の文字からなる文字式の同類項の計算5(解答)
答え合わせをしてそれで終わりではいけません。不正解の問題をそのままにせず、どこで間違えたのかをしっかり理解しましょう。面倒だと感じるひとは多いのですが、こうしないと計算力はつきません。
ただ、間違いの理由がわかっても、ひとは誰しも同じ間違いを繰り返してしまうものです。そこでつぎに不正解の問題を再度解きましょう。そして、正解するまで、これを繰り返します。正解するだろうと思うかもしれませんが不正解になるものですよ。
(1)
\begin{eqnarray}\frac{9}{2}x+6y\end{eqnarray}
(2)
\begin{eqnarray}\frac{140}{9}x+\frac{31}{4}y\end{eqnarray}
(3)
\begin{eqnarray}-\frac{41}{6}x+\frac{17}{3}y\end{eqnarray}
(4)
\begin{eqnarray}\frac{41}{4}x-\frac{127}{9}y\end{eqnarray}
(5)
\begin{eqnarray}\frac{7}{3}x+\frac{119}{30}y\end{eqnarray}
(6)
\begin{eqnarray}-\frac{7}{1}x+4y\end{eqnarray}
(7)
\begin{eqnarray}-\frac{11}{4}x-\frac{1}{2}y\end{eqnarray}
(8)
\begin{eqnarray}-2x+\frac{3}{4}y\end{eqnarray}
(9)
\begin{eqnarray}\frac{83}{8}x+\frac{307}{45}y\end{eqnarray}
(10)
\begin{eqnarray}\frac{13}{2}x-4y\end{eqnarray}