文字と式の同類項の計算2(文字の係数は分数や整数)

『0からやりなおす中学数学の計算問題』『5つのパターンで9割わかる!中学数学の文章題』(総合科学出版)などの著書がある石崎です。案外、著書があります。
いきなりですが、同類項の問題を見るとウッとくるひともいるかもしれません。
ひと手間かけるだけでわかりやすくなります。同じ文字に同じ印をつけます。具体的にはxには〇印、yには△印をつけます。

<はじめてのひとへ>
・数式の表示は、MathJaxを利用しています。数式を表示させるにはネット接続とJavascriptを「オン」にすることが必要です。
・このページは印刷できます。詳しい方法は、計算問題を印刷する方法をご覧になってください。
・計算のしかたを工夫すれば楽に計算できるケースもあります。計算式はあくまで目安ですので、あらかじめご了承ください。
計算問題のページには、ほかにも、たくさん計算問題があります。

<出題内容>
・カテゴリ:中学数学 文字と式
・種類:同類項の計算2
・文字式:係数が分数と整数の文字からなる文字式
・問題数:10問

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係数が分数や整数の文字からなる文字式の同類項の計算2(問題)

(1)
\begin{eqnarray}8x-3y+4x+\frac{74}{9}y\end{eqnarray}

(2)
\begin{eqnarray}2x+\frac{99}{5}y+\frac{1}{3}y-\frac{1}{12}x\end{eqnarray}

(3)
\begin{eqnarray}-9x-7y+\frac{13}{2}x+6y\end{eqnarray}

(4)
\begin{eqnarray}-\frac{22}{7}x-7y+2y-\frac{5}{7}x\end{eqnarray}

(5)
\begin{eqnarray}-\frac{29}{4}y+\frac{17}{2}y+8x+\frac{73}{2}x\end{eqnarray}

(6)
\begin{eqnarray}\frac{5}{6}y+\frac{23}{2}y-\frac{23}{2}x+\frac{37}{3}x\end{eqnarray}

(7)
\begin{eqnarray}-7y-5x-4y+\frac{5}{3}x\end{eqnarray}

(8)
\begin{eqnarray}6y+4x+\frac{73}{2}x-5y\end{eqnarray}

(9)
\begin{eqnarray}-\frac{1}{2}y+2x-\frac{13}{2}y-\frac{13}{2}x\end{eqnarray}

(10)
\begin{eqnarray}2x+5y-\frac{16}{3}y+\frac{1}{17}x\end{eqnarray}

係数が分数や整数の文字からなる文字式の同類項の計算2(解きかた)

(1)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}(4+8)x+\frac{-3*9+74*1}{1*9}y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}12x+\frac{47}{9}y\end{eqnarray}

(2)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{2*12-1*1}{1*12}x+\frac{1*5+99*3}{3*5}y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{23}{12}x+\frac{302}{15}y\end{eqnarray}

(3)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-9*2+13*1}{1*2}x+(-7+6)y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-5}{2}x-1y\end{eqnarray}

(4)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-22*7-5*7}{7*7}x+(2-7)y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-189}{49}x-5y\end{eqnarray}

(5)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{73*1+8*2}{2*1}x+\frac{-29*2+17*4}{4*2}y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{89}{2}x+\frac{10}{8}y\end{eqnarray}

(6)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{37*2-23*3}{3*2}x+\frac{23*6+5*2}{2*6}y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{5}{6}x+\frac{148}{12}y\end{eqnarray}

(7)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-5*3+5*1}{1*3}x+(-7-4)y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-10}{3}x-11y\end{eqnarray}

(8)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{4*2+73*1}{1*2}x+(6-5)y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{81}{2}x+1y\end{eqnarray}

(9)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{2*2-13*1}{1*2}x+\frac{-13*2-1*2}{2*2}y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-9}{2}x+\frac{-28}{4}y\end{eqnarray}

(10)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{2*17+1*1}{1*17}x+\frac{5*3-16*1}{1*3}y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{35}{17}x+\frac{-1}{3}y\end{eqnarray}

係数が分数や整数の文字からなる文字式の同類項の計算2(解答)

特に試験のとき、緊張してケアレスミスしてしまいますが、計算ミスを防ぐ方法があります。
それは、繰り返し計算問題を解くだけです。何度も問題を解くと慣れてたとえ緊張しても正確に計算できるようになります。
シンプルな方法ですが、効果てきめんです。計算ミスをなくすだけで数学の成績はあがるので、何度も繰り返し問題を解きましょう。

(1)
\begin{eqnarray}12x+\frac{47}{9}y\end{eqnarray}

(2)
\begin{eqnarray}\frac{23}{12}x+\frac{302}{15}y\end{eqnarray}

(3)
\begin{eqnarray}-\frac{5}{2}x-y\end{eqnarray}

(4)
\begin{eqnarray}-\frac{27}{7}x-5y\end{eqnarray}

(5)
\begin{eqnarray}\frac{89}{2}x+\frac{5}{4}y\end{eqnarray}

(6)
\begin{eqnarray}\frac{5}{6}x+\frac{37}{3}y\end{eqnarray}

(7)
\begin{eqnarray}-\frac{10}{3}x-11y\end{eqnarray}

(8)
\begin{eqnarray}\frac{81}{2}x+y\end{eqnarray}

(9)
\begin{eqnarray}-\frac{9}{2}x-7y\end{eqnarray}

(10)
\begin{eqnarray}\frac{35}{17}x-\frac{1}{3}y\end{eqnarray}

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