文字と式の同類項の計算4(文字の係数は分数や整数)

こんにちは、石崎です。『5つのパターンで9割わかる!中学数学の文章題』(総合科学出版)などの著者です。案外、著書があります。さて、同類項の計算問題を見るだけでウッとくるひともいるかもしれません。
一工夫するだけで解きやすくなります。具体的にはxには〇印、yには△印をつけるというように、同じ文字に同じ印をつけます。

<はじめてのひとへ>
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・このページは印刷できます。詳しい方法は、計算問題を印刷する方法をご覧になってください。
・計算のしかたを工夫すれば楽に計算できるケースもあります。計算式はあくまで目安ですので、あらかじめご了承ください。
計算問題のページには、ほかにも、たくさん計算問題があります。

<出題内容>
・カテゴリ:中学数学 文字と式
・種類:同類項の計算4
・文字式:係数が分数と整数の文字からなる文字式
・問題数:10問

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係数が分数や整数の文字からなる文字式の同類項の計算4(問題)

(1)
\begin{eqnarray}-x+\frac{2}{3}x+6x\end{eqnarray}

(2)
\begin{eqnarray}-4x-\frac{13}{6}x-\frac{34}{5}x\end{eqnarray}

(3)
\begin{eqnarray}-\frac{19}{3}x+\frac{1}{8}x-\frac{64}{3}x\end{eqnarray}

(4)
\begin{eqnarray}2x+\frac{1}{46}x-\frac{41}{3}x\end{eqnarray}

(5)
\begin{eqnarray}8x-\frac{63}{5}x+\frac{43}{5}x\end{eqnarray}

(6)
\begin{eqnarray}-4x+\frac{38}{5}x+\frac{1}{4}x\end{eqnarray}

(7)
\begin{eqnarray}\frac{45}{8}x-\frac{97}{3}x-6x\end{eqnarray}

(8)
\begin{eqnarray}-9x-\frac{27}{8}x+x\end{eqnarray}

(9)
\begin{eqnarray}\frac{1}{15}x+\frac{43}{7}x-\frac{66}{5}x\end{eqnarray}

(10)
\begin{eqnarray}x-\frac{20}{9}x-\frac{98}{9}x\end{eqnarray}

係数が分数や整数の文字からなる文字式の同類項の計算4(解きかた)

(1)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}5x+\frac{+2}{3}x\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{5*3+2*1}{1 * 3}x\end{eqnarray}

(2)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{(-13)*5+(-34)*6}{6*5}x-4x\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{(-269)*1-4*30}{30*1}x\end{eqnarray}

(3)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{1*3+(-64)*8}{8*3}x+\frac{(-19)}{3}x\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{(-509)*3+(-19)*24}{24*3}x\end{eqnarray}

(4)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{1*3+(-41)*46}{46*3}x+2x\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{(-1883)*1+2*138}{138*1}x\end{eqnarray}

(5)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{(-63)*5+43*5}{5*5}x+8x\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{(-100)*1+8*25}{25*1}x\end{eqnarray}

(6)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{1*5+38*4}{4*5}x-4x\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{157*1-4*20}{20*1}x\end{eqnarray}

(7)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{45*3+(-97)*8}{8*3}x-6x\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{(-641)*1-6*24}{24*1}x\end{eqnarray}

(8)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}-8x+\frac{-27}{8}x\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-8*8-27*1}{1 * 8}x\end{eqnarray}

(9)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{(-66)*7+43*5}{5*7}x+\frac{1}{15}x\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{(-247)*15+1*35}{35*15}x\end{eqnarray}

(10)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{(-20)*9+(-98)*9}{9*9}x+1x\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{(-1062)*1+1*81}{81*1}x\end{eqnarray}

係数が分数や整数の文字からなる文字式の同類項の計算4(解答)

解いて答え合わせをしてそれで終わりではいけません。不正解の問題があればそのままにせず、なぜ間違えたのかをしっかり理解しましょう。面倒だと感じるひとは多いのですが、こうしないと計算力はつきません。
ただ、間違えた理由がわかっても、同じ間違いを繰り返してしまうものです。そこでつぎに不正解の問題をもう一度解きましょう。そして、正解するまで、これを繰り返します。一度解いているので正解するにちがいないと思うかもしれませんが、ふたたび不正解になるものですよ。

(1)
\begin{eqnarray}\frac{17}{3}x\end{eqnarray}

(2)
\begin{eqnarray}-\frac{389}{30}x\end{eqnarray}

(3)
\begin{eqnarray}-\frac{661}{24}x\end{eqnarray}

(4)
\begin{eqnarray}-\frac{1607}{138}x\end{eqnarray}

(5)
\begin{eqnarray}4x\end{eqnarray}

(6)
\begin{eqnarray}\frac{77}{20}x\end{eqnarray}

(7)
\begin{eqnarray}-\frac{785}{24}x\end{eqnarray}

(8)
\begin{eqnarray}-\frac{91}{8}x\end{eqnarray}

(9)
\begin{eqnarray}-\frac{734}{105}x\end{eqnarray}

(10)
\begin{eqnarray}-\frac{109}{9}x\end{eqnarray}

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