文字と式の同類項の計算2(文字の係数は分数や整数)

どうも、石崎です。『5つのパターンで9割わかる!中学数学の文章題』(総合科学出版)などの著者です。さて、数学は、所詮、入試のためのもので実生活では役立たないと思っているひとも多いのではないでしょうか。
しかし、数学は案外実生活で使います。困らないように数学の勉強をしっかりしておきましょう。具体的には、まずは基本を理解して、つぎに反復練習することです。というわけで、今日も、はりきって文字と式の計算をしましょう。
計算問題を何度も解いて本当に数学が得意になるのかと考えるひともいるかもしれませんが、がんばって解いてみてください。数学が苦手と感じなくなるかもしれませんから。繰り返し分数の計算をしているとつらくなるかもしれませんが、それを乗り越えてくださいね。応援しています!

<はじめてのひとへ>
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・計算のしかたを工夫すれば楽に計算できるケースもあります。計算式はあくまで目安ですので、あらかじめご了承ください。
計算問題のページには、ほかにも、たくさん計算問題があります。

<出題内容>
・カテゴリ:中学数学 文字と式
・種類:同類項の計算2
・文字式:係数が分数と整数の文字からなる文字式
・問題数:10問

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係数が分数や整数の文字からなる文字式の同類項の計算2(問題)

(1)
\begin{eqnarray}\frac{36}{5}y-\frac{35}{2}x+7x-\frac{59}{8}y\end{eqnarray}

(2)
\begin{eqnarray}-6x+\frac{32}{9}x-6y+\frac{1}{4}y\end{eqnarray}

(3)
\begin{eqnarray}-\frac{1}{26}x+\frac{59}{3}x+6y+\frac{10}{3}y\end{eqnarray}

(4)
\begin{eqnarray}-6y+\frac{60}{7}y-\frac{1}{9}x-\frac{1}{25}x\end{eqnarray}

(5)
\begin{eqnarray}-\frac{20}{3}x+5y+\frac{34}{5}x+\frac{1}{22}y\end{eqnarray}

(6)
\begin{eqnarray}y+5y+2x+\frac{1}{7}x\end{eqnarray}

(7)
\begin{eqnarray}\frac{43}{2}y+8y-x-5x\end{eqnarray}

(8)
\begin{eqnarray}-8x+\frac{1}{14}y-\frac{97}{5}y+3x\end{eqnarray}

(9)
\begin{eqnarray}-\frac{23}{7}y+2x-\frac{71}{4}x-6y\end{eqnarray}

(10)
\begin{eqnarray}-8x-7y-6x-6y\end{eqnarray}

係数が分数や整数の文字からなる文字式の同類項の計算2(解きかた)

(1)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{7*2-35*1}{1*2}x+\frac{-59*5+36*8}{8*5}y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-21}{2}x+\frac{-7}{40}y\end{eqnarray}

(2)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-6*9+32*1}{1*9}x+\frac{1*1-6*4}{4*1}y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-22}{9}x+\frac{-23}{4}y\end{eqnarray}

(3)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{59*26-1*3}{3*26}x+\frac{10*1+6*3}{3*1}y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{1531}{78}x+\frac{28}{3}y\end{eqnarray}

(4)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-1*25-1*9}{9*25}x+\frac{-6*7+60*1}{1*7}y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-34}{225}x+\frac{18}{7}y\end{eqnarray}

(5)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{34*3-20*5}{5*3}x+\frac{1*1+5*22}{22*1}y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{2}{15}x+\frac{111}{22}y\end{eqnarray}

(6)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{1*1+2*7}{7*1}x+(1+5)y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{15}{7}x+6y\end{eqnarray}

(7)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}(-5-1)x+\frac{43*1+8*2}{2*1}y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}-6x+\frac{59}{2}y\end{eqnarray}

(8)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}(-8+3)x+\frac{1*5-97*14}{14*5}y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}-5x+\frac{-1353}{70}y\end{eqnarray}

(9)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{2*4-71*1}{1*4}x+\frac{-6*7-23*1}{1*7}y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}\frac{-63}{4}x+\frac{-65}{7}y\end{eqnarray}

(10)数式を整理すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}(-6-8)x+(-6-7)y\end{eqnarray}

さらに計算すると、つぎのようになります。
\begin{eqnarray}-14x-13y\end{eqnarray}

係数が分数や整数の文字からなる文字式の同類項の計算2(解答)

解いて答え合わせをしてそれで終わりではいけません。不正解の問題をそのままにせず、なぜ間違えたのかをしっかり理解することが重要です。面倒だと思うひとも多いのですが、こうしないといつまで経っても同じところで間違えてしまいます。
ただ、ひとは誰しも同じ間違いを繰り返してしまうものです。そこでつぎに不正解の問題をもう一度解きましょう。そして、正解するまで、これを繰り返します。正解するだろうと思うかもしれませんが不正解になるものですよ。

(1)
\begin{eqnarray}-\frac{21}{2}x-\frac{7}{40}y\end{eqnarray}

(2)
\begin{eqnarray}-\frac{22}{9}x-\frac{23}{4}y\end{eqnarray}

(3)
\begin{eqnarray}\frac{1531}{78}x+\frac{28}{3}y\end{eqnarray}

(4)
\begin{eqnarray}-\frac{34}{225}x+\frac{18}{7}y\end{eqnarray}

(5)
\begin{eqnarray}\frac{2}{15}x+\frac{111}{22}y\end{eqnarray}

(6)
\begin{eqnarray}\frac{15}{7}x+6y\end{eqnarray}

(7)
\begin{eqnarray}-6x+\frac{59}{2}y\end{eqnarray}

(8)
\begin{eqnarray}-5x-\frac{1353}{70}y\end{eqnarray}

(9)
\begin{eqnarray}-\frac{63}{4}x-\frac{65}{7}y\end{eqnarray}

(10)
\begin{eqnarray}-14x-13y\end{eqnarray}

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