連立不等式
●問題
「次の連立不等式を解け。−3x+1<−4,x−2>5x−14」
これは今や中学レベルと言っても良いくらいですね。
■重要
数式は以下のルールに従って書いています。
分数・・・2分の1 → 1/2、5分の3掛けるx → (3/5)x
次数・・・xの2乗 → x^2、2xの2乗 → 2x^2
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方向性
それぞれ解く。数直線を描く。
解法
いきなり結論ですが、連立不等式は2つの不等式があって、その共通範囲が解ですね。
それさえイメージが掴めれば、簡単です。
要するに、1次不等式を2回解けばいいだけの話です。
ということで、解いてみましょう! 基本的に、1次方程式と解き方は同じです。
−3x+1<−4
−3x<−5 ←1を移項した
x>5/3 ←−3で両辺を割った
最後に負の数で割っているので、不等号の向きが変わることに注意!
次に、もう一つの式も計算してみましょう。
x−2>5x−14
x−5x>−14+2 ←移項した
−4x>−12 ←まとめた
x<3 ←両辺を−4で割った
これも最後に負の数で割っているので、不等号の向きが変わります。
あとは、これらの共通範囲が解ですね!
数直線でこれらの不等式を表すと、以下のようになります。
←────────────┐
┌────┼────→
│ │ x
─┼───┼──┼┼───┼───┼→
0 1 5/3 2 3 4
これらの重なっている部分が今回の連立不等式の解になります。
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解答
5/3<x<3