2次関数の頂点

●問題
「次の2次関数の頂点の座標を求めよ。y=(x−1)^2+3」

高校数学の最重要事項、2次関数です。まずは頂点から。

■重要
数式は以下のルールに従って書いています。
分数・・・2分の1 → 1/2、5分の3掛けるx → (3/5)x
次数・・・xの2乗 → x^2、2xの2乗 → 2x^2

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方向性

y=a(x−p)^2+qを利用する。

解法

今回は頂点の座標を聞いています。

2次関数で「頂点」とか言われちゃったら、y=a(x−p)^2+qですね。
高校数学を学び始めたばかりの人には、この式がものすごく複雑に見えるかも知れませんが、これはまだまだ単純な方です。

y=a(x−p)^2+q

これから何度も使います。この式は必ず覚えましょう。

「覚えましょう」と言ったばかりですが、式を覚えても、意味がわからないと意味がありません(笑)
この式が何を表しているか知っていますか?

まず、x,yはグラフ上の点の座標を表しています。
「点( , )を通る」とか書いてあったら、その座標を代入します。

aは放物線の開き具合を表します。
aが大きいと、とがったグラフになり、aが小さいと、おわんのように横に広いグラフになります。

pとqは頂点の座標です。かっこの中にあるpがx座標、外のqがy座標です。


この式の意味がわかれば、今回の問題は簡単です。

y=(x−1)^2+3

もうすでにy=a(x−p)^2+qの形になっていますね!
ということは、p=1,q=3です。

ちなみに、この問題では聞いていませんが、a=1ですね!

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解答

(1,3)

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