基本的な三角方程式

●問題
「2cosθ=−1のとき、θの値を求めよ。(0°≦θ≦180°)」

ほんの少しだけ難易度が上がりました。この場合はどうすれば良いでしょうか?

■重要
数式は以下のルールに従って書いています。
分数・・・2分の1 → 1/2、5分の3掛けるx → (3/5)x
次数・・・xの2乗 → x^2、2xの2乗 → 2x^2

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方向性

cosθについて解く。

解法

左辺のコサインに数字がついています。じゃまですね〜(笑)
邪魔なら消してしまいましょう!(笑)

「えっ?勝手にそんなことしていいの?」と驚く人もいるかも知れません。

いいんです!(笑)

いや、もちろん、単に2を消すだけではダメですよ!
ちゃんと計算法則にのっとって2を消します。

とても単純な話ですが、つまり・・・両辺を2で割ります

2cosθ=−1
 cosθ=−1/2

こうなれば、前回までの基本的な三角方程式と同じですね!

cosθが−1/2になるのは、x=−1,r=2のときだから、y=√3です。 ということは、30°60°90°の三角形が、y軸の左側にある形ですね。
このとき、斜辺が何度回転した形になっているかというと・・・

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解答

θ=120°

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