順列Pの計算

●問題
「次の計算をせよ。(1)5P3,(2)6P6」

高校の場合の数では、PとかCとかの計算を使います。計算方法と使う場面を理解しましょう!

■重要
数式は以下のルールに従って書いています。
分数・・・2分の1 → 1/2、5分の3掛けるx → (3/5)x
次数・・・xの2乗 → x^2、2xの2乗 → 2x^2

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方向性

順にかけていく。

解法

ここら辺でいったんPとCの計算方法について確認しておきましょう!

まず最初はP。
Pは順列(permutation)で、「取り出して並べる」場合の数の計算に利用します。 整数の12と21のように、使っている文字は同じでも、順番が違うと別のものになる場合などが代表例です。

計算方法は

左側の数字から順に、右側の数字の個数分の数字を掛ける

です。

つまり、5P3は「5から順に3個の数字を掛ける」ことを意味します。

(1) 5P3=5×4×3
    =60

6P6は、「6から順に6個の数字を掛ける」ですね。
これはつまり、6から順に1まで掛けるので、6の階乗と同じです。

(2) 6P6=6!
    =6×5×4×3×2×1
    =720

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解答

(1)60,(2)720

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