文章題(一次関数の応用)

●問題
「18cmの長さがあるろうそくがある。このろうそくに火をつけると1分間で1.5cmずつ短くなっていく。x分後のろうそくの長さをycmとして、yをxの式で表せ。」

文章から1次関数の式を作る問題です。
この手の問題は意外とちゃんとできない人多いですよね。
y=ax+bにこだわりすぎて訳わかんなくなってしまう人が多いです。

■重要
数式は以下のルールに従って書いています。
分数・・・2分の1 → 1/2、5分の3掛けるx → (3/5)x
次数・・・xの2乗 → x^2、2xの2乗 → 2x^2

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方向性

y=ax+bにこだわらず、文章の内容をそのまま式で表す。

解法

例えば、1分後ならろうそくの長さは何センチになるか考えてみてください。・・・16.5cmですね。
では、2分後なら・・・15cm。
3分後なら・・・13.5cmですね。

ここで、どのように計算すればこれらの値が出るのか考えます。

例えば1分後なら、16.5=18−1.5
2分後なら、15=18−3
3分後なら、13.5=18−4.5ですね。

つまり18から経過した時間の1.5倍を引いたものが、ろうそくの長さになっています。

すると、x分後ならろうそくの長さはどうなりますか?
「経過した時間の1.5倍」というのは、時間がx分なので、その1.5倍です。
つまり、1.5xですね。
これを最初のろうそくの長さから引けばいいので・・・

(18−1.5x)cmとなります。

あれ・・・?
これはもうほとんど答えになってしまいました(^^;
ま、ここからあとは自分で考えてください。
(って言ってもここまできたら「考える」ってほどじゃないよね・・・)

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解答

y=18−1.5x

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