平方根の大小(平方根)
●問題
「次の各組の大小を比較せよ。
9,√80」
中2までの数学は何とかついていけても、平方根のあたりから意味不明になってしまう人が結構いますね。
でも、これも意味をきちんと理解すれば、特別難しいことはないんですよ〜
■重要
数式は以下のルールに従って書いています。
分数・・・2分の1 → 1/2、5分の3掛けるx → (3/5)x
次数・・・xの2乗 → x^2、2xの2乗 → 2x^2
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方向性
平方根の意味を考える。
解法
まずは平方根とは何か思い出してみましょう。
単刀直入に言うと・・・「平方」の「根」です(笑)
「平方」は2乗を、「根」は元の数を表します。・・・よね?
つまり、まとめると「平方根」は「2乗の元の数」を表します。
もう少しわかりやすく言うと、「2乗したらその数になる数」となります。
この文はもしかすると、わかりやすくないかも知れませんが、この意味がちゃんとわかれば、もう平方根は恐るるに足りません!?
「2乗したらその数になる数」と何度も(100回くらい?)唱えてみてください。
自然と意味が入ってくる瞬間があるはずです。・・・たぶん(笑)
んまぁ、少し例を挙げてみましょう。
例えば100の平方根を考えてみます。
「100の平方根」とは「2乗したら100になる数」なので・・・
そう。10ですね。
それでは次に10の平方根を考えてみましょう。
「10の平方根」とは「2乗したら10になる数」なので・・・
√10 です。
さらにaの平方根を考えてみると、「aの平方根」とは「2乗したらaになる数」なので・・・
√a ですね。
そのうえ・・・
あ、もういいですか?(笑)
んま、そんな感じです。
今回の問題はこれがちゃんとわかれば必ずできますよ〜!
√80は、どんな数でしょうか?
ここまでと同じように考えると・・・
「2乗したら80になる数」ですね!
では、9はどうでしょうか?
9も同様に表すと・・・「2乗したら81になる数」ですね!
ここまでくれば、もうこれ以上説明は要らないでしょう!
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解答
9 > √80