平方根の計算
●問題
「次の計算をしなさい。(2)−2√3÷√6」
平方根のかけ算・割り算は、ルートの外同士、中同士をそれぞれかけたり割ったりします。
でも、それだけで終わりとは限りません。
■重要
数式は以下のルールに従って書いています。
分数・・・2分の1 → 1/2、5分の3掛けるx → (3/5)x
次数・・・xの2乗 → x^2、2xの2乗 → 2x^2
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方向性
分母にルートがあるときは有理化。
解法
平方根のかけ算・割り算は、ルートの中と外を、それぞれかけたり割ったりします。
例えば、2√2×3√5=6√10ですね。
今回の問題も、もちろんその原則は変わりません。つまり、
−2√3÷√6=−2√3/√6
=−2/√2
このようになります。
これ以上簡単にはならないように見えますが、実はここで終わりではありません。
分母に√があるときは、有理化して、分母から√を消すのが原則です。
√2は「2乗したら2になる数」なので、√2を2乗したら2になります(笑)
ならば、分母が√2^2になるようにしてしまえばよい。と考えます。
もともと√2があるのだから、分母にもう一つ√2をかければ√2^2=2になり、√が消えますね?
分母に√2をかけるならば、分子にも同じことをしなければならないので、
−2/√2=−2√2/√2×√2
=−2√2/2
=−√2
さすがにこれ以上はできることはありません。これで完成です!
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解答
−√2