「1時間は60分」を覚えて、あとは「袋」で考えればかんたん!
1時間は60分です。
これはしっかり覚えましょう。
では、3時間は何分でしょうか。
実は「1時間は60分」と覚えていれば、何分なのか計算できます。
どのように計算すればいいのでしょうか。
慣れないうちは、「袋」で考えるといいでしょう。
<時間を分になおすとき>
・時間 → 青い袋
・分 → 黄色い袋
「1時間は60分」は「青い袋1袋のなかに、黄色い袋が60袋ある」と表せますね。
※60袋描ききれないので、下図の黄色い袋は60袋ありませんが、60袋あるものとしています(以下同じ)。
さて、いま、3時間を分になおしたいのでした。
3時間は青い袋3袋です。
これらの袋のなかに、黄色い袋が何袋あるのかを求めればいいのですが…。
どのように求めればいいのでしょうか。
まずは青い袋を黄色い袋に置きかえます。
のなかには、黄色い袋が60袋まとまってあります。
いま、この60袋のまとまりが、3つあります。
これらはすべて同じものですね。
つまり、60袋のまとまりを3回コピーしているようなものなので「60×3」と計算できて、黄色い袋は180袋あるとわかります。
よって、答えは180分になります。
では、5時間は何分なのか計算してみてください。
5時間は、青い袋5袋です。
これらの青い袋のなかに、黄色い袋が何袋あるのか求めればいいのですよね。
というわけで、まずは、青い袋を黄色い袋に置きかえます。
60袋のまとまりが、5つあります。
これらはすべて同じものです。
つまり、60袋のまとまりを5回コピーしているようなものなので「60×5」と計算できて、黄色い袋は300袋あるとわかります。
よって、答えは300分です。
以上をまとめます。
<1時間(青い袋1袋>
1時間は「60×1」で、60分。
<3時間(青い袋3袋>
3時間は「60×3」で、180分。
<5時間(青い袋5袋>
5時間は「60×5」で、300分。
では、8時間はどのように計算すればいいと思いますか。
そうですね。
「60×8」と計算できそうだと予測できます。
というわけで、●時間を分になおすには、「60×●」と計算すればいいわけです。
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「1分は60秒」と覚えて、あとは「袋」で考えればかんたん!
1分は60秒です。
これはしっかり覚えましょう。
では、3分は何秒でしょうか。
「1分は60分」と覚えていれば、何秒なのか計算できます。
どのように計算すればいいのでしょうか。
慣れないうちは、つぎのように「袋」で考えるといいでしょう。
<分を秒になおすとき>
・分 → 黄色い袋
・秒 → 赤い袋
「1分は60秒」は「黄色い袋1袋のなかに、赤い袋が60袋ある」と表せますね。
さて、いま、3分を秒になおしたいのでした。
3分は黄色い袋3袋です。
これらの袋のなかに、赤い袋が何袋あるのかを求めればいいのですが…。
どのように求めればいいのでしょうか。
まずは黄色い袋を赤い袋に置きかえます。
のなかには、赤い袋が60袋まとまってあります。
いま、この60袋のまとまりが、3つあります。
これらはすべて同じものですね。
つまり、60袋のまとまりを3回コピーしているようなものなので「60×3」と計算できて、赤い袋は180袋あるとわかります。
よって、答えは180秒になります。
「時間」を「分」にしたときと、ほとんど同じですね。
●分を秒になおすには、「60×●」と計算すればいいわけです。
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「時間→秒」も「袋」でわかる!
1時間は、何秒でしょうか。
※先ほどは1時間を「分」になおしました。いまは「秒」になおすので注意してください。
1時間は青い袋1袋です。
この青い袋のなかに、赤い袋が何袋あるのかを求めたいのですね。
どうすればいいのでしょうか。
まずは、青い袋を黄色い袋に置きかえます。
※青い袋1袋は、黄色い袋60袋に置きかえることができました。
つぎに、黄色い袋を、それぞれ赤い袋に置きかえます。
なお、いま、黄色い袋は60袋ありますが、すべての袋を赤い袋に置きかえます。
※黄色い袋1袋は、赤い袋60袋に置きかえることができました。
つぎのようになります。
赤い袋はいくつあると思いますか。
(1)ののなかには、赤い袋が60袋まとまってあります。
いま、この赤い袋60袋のまとまりが、いくつありますか。
そうですね。
(2)に書いてあります。60袋です。
これらはすべて同じもの、つまり、60袋のまとまりを60回コピーしているようなものなので「60×60」と計算できて、赤い袋は3600袋あるとわかります。
よって、答えは3600秒になります。
まとめると、つぎのようになります。
では、質問です。
3時間は何秒でしょうか。
3時間は青い袋3袋です。
この袋のなかに、赤い袋が何袋はいっているのか求めればいいのですね。
どのように求めればいいのでしょうか。
ここで先ほどの図を思い出してください。
青い袋1袋のなかには、赤い袋が3600袋ありました。
いま、青い袋が3袋なので、つぎのようになります。
のなかには、赤い袋が3600袋まとまってあります。
いま、このまとまりが、いくつありますか。
そうですね。
3つです。
よって、「3600×3」で、10800袋になります。
答えは、10800秒です。
では、5時間は何秒だと思いますか。
「3600×5」になりそうだと推測できますね。
その通りです!
よって、18000秒です。
というわけで、●時間を秒になおすには、「3600×●」と計算すればいいわけです。
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「時間」「分」「秒」の換算は、いきなり図を覚えてしまってもいい
まとめると、つぎの図になります。
※ちなみに、「袋」で考えてきましたが、いきなり、つぎの図を覚えても構いません。この図を覚えていれば「時間→分→秒」がかんたんにできますから。
どのように使えばいいのでしょうか。
時間を分にするとき、×60します。
分を秒にするとき、×60します。
時間を秒にするときは、どのように計算するのでしょうか。
時間に×60すると、分になります。
分を×60すると、秒になります。
つまり、時間に「×60×60」と60を2回かけると、すなわち「×3600」すると秒になります。
では、この図を使って、5時間を「分」にしてみましょう。
5時間の「5」を、時間の上に書きこみます。
×60すれば分になりますね。
よって「5×60」で300分です。
同じように、6分を「秒」にしてみましょう。
6分の「6」を、分の上に書きこみます。
×60すれば秒になりますね。
よって「6×60」で360秒です。
最後に、2時間を「秒」にしてみましょう。
2時間の「2」を、時間の上に書きこみます。
2時間に60をかければ、分になります。
よって「2×60」で、120分です。
120分に60をかければ、秒になります。
よって「120×60」で、答えは7200秒です。
※60を2回かければ、すなわち、×3600すれば秒になります。「2×3600」で7200秒と考えても構いません。
かけ算の逆はわり算を思い出せば図は完成!
かけ算とわり算の不思議な関係で学習したことを思い出してください。
かけ算とわり算には、つぎのような関係がありました。
3に2をかければ6。
6からもとの3に戻したければ2で割ればいい。
というわけで、先ほど学習した図ですが、「×60」の逆は「÷60」なので、つぎのようになります。
これが完成形なので、しっかり覚えておいてください。
では、この図を使って、120分を「分」にしてみましょう。
120分の「120」を、分の上に書きこみます。
÷60すれば時間になりますね。
よって「120÷60」で2時間です。
では、360秒を「分」にしてみましょう。
360秒の「360」を、秒の上に書きこみます。
÷60すれば分になりますね。
よって「360÷60」で6分です。
最後に、3600秒を「時間」にしてみましょう。
3600秒の「3600」を、秒の上に書きこみます。
÷60すれば分になりますね。
よって「3600÷60」で60分です。
さらに÷60すれば時間になりますね。
よって「60÷60」で、答えは1時間です。
※いきなり、÷3600で計算しても構いません。